ダンサーの症状
腰痛 腰椎のフィクセ―ション
身体の安定と可動性を両立させるために腰椎は重要な役割をしています。
腰椎には、屈曲、伸展、側屈、回旋という動きがあります。
何らかの原因で、椎骨の可動性が制限された状態をフィクセ―ションといいます。
通常の変位は棘突起を基準に、
P(後方)、
PR(後方、右回旋)、PRS(後方、右回旋、上方)、
PR-M(後方、右回旋、乳頭突起コンタクト)、PRI-M(後方、右回旋、下方、乳頭突起コンタクト)
PL(後方、左回旋)、PLS(後方、左回旋、上方)、
PL-M(後方、左回旋、乳頭突起コンタクト)、PLI-M(後方、左回旋、下方、乳頭突起コンタクト)
となります。
L5の場合はこれ以外に独特の変位があります。
腰椎5番と仙骨で構成される腰仙関節は、可動性の大きい関節なのでフィクセ―ションが起こりやすいところです。
これらのフィクセ―ションを見つけ変位を診断して治療することが大切です。