頭痛
頭痛には、緊張性の頭痛や血管性の頭痛など様々な原因があります。
その中で多くの頭痛に筋肉のトリガーポイントが関係しています。
後頭下筋のトリガーポイント
上の図は、首と後頭部をつなぐ筋肉が原因で頭痛を起こしています。
実際には筋肉の×印のところにトリガーポイントがあり、頭痛の症状が現れます。
原因となっていると場所と症状が現れる場所がちがうところにあるのでわかりずらいのです。
頸椎1番、2番から後頭骨につく「後頭下筋」。
PC作業をしているときに目線を水平に保つために微妙にうなづき運動をしたり、首を傾けたり調整している筋肉です。
この筋肉にトリガーポイントができると、後頸部から側頭部、時には目や前頭部にまで痛みが広がってゆくことがあります。
頭痛の方には、必ずチェックする大切な筋肉です。
この筋肉が硬くなると、頸椎1番や2番に歪みが生じます。
頸椎に歪みが生じると、胸椎、腰椎と歪みが上から下に波及してゆくことがあります。
胸鎖乳突筋のトリガーポイント
首の筋肉ですが、おでこや目の周りにも痛みを送ります。
片頭痛など、血管性の頭痛と間違われることもあります。
僧帽筋のトリガーポイント
肩の筋肉が頭にまで痛みを送っています。
緊張性の頭痛なのですが、片頭痛と間違われることもあります。
ほかにもたくさんの筋肉があり、それぞれの筋肉がト
リガーポイントのパターンをもっています。